2013年05月29日

オペ

母の日の前日、我が家は大騒動。


普段通り朝食を終え、元気に遊んでいたシュー太。



しばらくすると「お腹いたい~」と言うので、

「ウンチっちね~?じゃあ出して~」と言っても、なかなか出ない様子。

次第に、泣きながら「お腹いたい~、ウンチさんでてきてぇー!」と訴える。



いつの日か便秘で同じようなことがあったので、また便秘になったのかと思っていたんだけど、

1時間くらい、汗だくになりながらお腹いたい~と号泣を繰り返していたら、今度は嘔吐!



何度か嘔吐したあと、顔も血の気がなくなってって、ぐったりしているシュー太。

だけど、間隔をあけながら痛みや嘔吐を繰り返す。



パパにユウをお願いして、歩けないシュー太を担いで慌ててかかりつけ医へ向かった。

車中や診察を待つ間も、痛みの訴えと嘔吐は続く。

何が何だかわからなくて、ホント心配だった。



診察で便を見るため、浣腸してしばし待ってると、

抱っこしているシュー太から浣腸の便がもれて私の服が超くさい。



土曜の午後一番。

込み合っている待合室には、

シュー太や私から臭い匂いが漂って周囲に迷惑かけてただろうけど、

でももうそんな事言ってられないし、周囲も親子のただならぬ雰囲気に何かを感じてたみたい。



結局、血便で、腸重積や腸閉塞の疑いがあるため、救急を受診してってことで、

ユウを実家に預けて、パパと3人、今度は急いで大病院へ。

着いた頃にはもう既に夕方。



相変わらず続く嘔吐。

色々診察した結果は、やっぱり「腸重積症」

今まで腸重積なんて言葉、知らなかったんだけど、

要するに早い話が「腸が腸の中に入り込む」症状。



普通、発症するのは2才未満の乳幼児がほとんどで、2才半のシュー太は稀らしい。

とにもかくにも脱水症状を起こしているので、まず点滴を開始。



そしてお尻からバリウムを流し込んで、圧をかけて腸をのばす(直す)処置に。


「大体15分くらいで終わりますから」と言われたものの、30分が経過。

ドキドキしながら廊下で待つ間、途中、シュー太の泣き声が聞こえるたび、胸が痛い。



やっと処置室から出てきたと思ったら、不安が的中。

通常、ほとんどはこの処置で治るんだけど、10人に1人は稀に治らないと。

というわけで、稀に稀が重なったシュー太は急きょ、オペすることに。



結局、大腸と小腸の接点で腸重積が起こっていて、巻き込んだ部分が既にうっ血して真っ黒。

壊死している腸を5cmくらい切り取って、腸と腸をつなぎあわせて、オペは無事成功。

ついでに将来、盲腸にならないよう、虫垂も切除してもらった。



入院中、私はユウの世話もあるから、夜はパパに寝泊まりしてもらって、

自宅や実家や病院の行き来、こども達の世話。

パパも私もめまぐるしい1週間にホント、ヘトヘトだったさぁ。。

でもシュー太は徐々に元気を取り戻して、無事退院できたし、ホントに良かった!!



入院中はユウも側にいないし、ママに甘え三昧。

心配されてみんなから優しい言葉をかけてもらったり、

好きなオモチャをプレゼントされたり、好きなビデオも見放題、

ご飯好き嫌いしても怒られなかったり、夜遅くまで起きても怒られなかったシュー太。



味をしめたのか、退院以降、

良くなっていた赤ちゃん返りやイヤイヤ癇癪が復活・・・(汗)!



でも今回の件でつくづく思う。

子供って日々、ホント何があるかわからない。

そりゃ、普段、うるさくてイライラしてしまう時もあるけど、やっぱり子供はうるさい方がいい。



もう、ぐったりしてたり、苦しんでいたりする姿、、、見たくないよ。



オペ

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Posted by ** ヒロ太 & 嫁 at 13:41│Comments(0)日常の中で
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